樟乃坂 Kusunosaka

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ちょっと待ってっ! 家出掲示板。
 家出掲示板っていうのは、だいぶん前にテレビで特集していたのを観ていたのですが、先日、阿呆スパムコメントで、また書いてあったので、ちょっと思うところを。

 家出掲示板っていうのは、家出はしたいけれど何の当てもないっていう人たちが、SOSを発すると、「うちにきていいよ〜」っていうお返事が来るというシステムです。

 まぁ、私のところにおいでになる皆様はだいたい察しがつくと思いますが、平たく言えば援助交際掲示板ですね。

 家出をしたいと思うときって、どんなときなんでしょう。
 もちろん、身の危険にさらされていたり、どうがんばってもがんばりきれないっ! という状況の人はいらっしゃると思います。
 でも、そういう方は、家出掲示板なんかを使ったりしたら、それこそ、「The 落ち行く人生」の典型になってしまいますし、今が辛くて辛くて仕方がない。「ちょっとだけでも」マシなんだから、つらさも我慢できるっていう状態にしかならないことになってしまいます。

 ここで、言いたいのは安易に家出をする人たち。
 自分のことを振り返ってみれば、何の見返りも求めず、ただただ家出娘を家に入れさせて、ただただご飯を食べさせて、ただただがんばれ〜って応援できますかね?
 私はできません。
 そんな「家が」「親が」ウザいとかいうような理由で家出をしてくるような人間に、ただでいろいろとしてあげるほどお財布の余裕も、心の余裕も持ち合わせてませんから。

 今、一時のつらさから逃げ出して、それでよしでしょうか。
 今、一時が辛いなら、その辛さを改善する方に、逃げてもいいから、別な方向に持って行くことはできないでしょうか。
 辛さに立ち向かえとは言いません。
 逃げてもいいんです。
 ただ、その逃げ方を考えましょうということで。

 ただただ、体目当ての男のところに逃げ込んで、自分の心と体を穢して、それで将来、一点の曇りもなく「幸せ」って言えるように、笑えるようになるとは思えないのです。

 こういう掲示板を野放しにしてしまう世の中もどうかと思うけれど、それはどこも同じだけれど需要と供給の問題。
 そこを使わない子が増えれば、結局はなくなるはず。

 自分と自分の将来を大切にして欲しいなと思います。
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